暗算指導とパソコン



そろばん教室にパソコンは必要なのか

コンピュータが一般的でない時代からそろばん教室は存在し、また、そろばん・暗算の達人も多数輩出してきました。
この事実から分かるように、そろばん教室にとって、パソコンは必ずしも必要なものではないでしょう。
しかし、もしパソコンを導入することにより、暗算指導の確実性や効果が上がるとしたらどうでしょう。

古賀そろばん教室では、珠算式暗算の導入に極めて効果の大きい「イメージ暗算」と、楽しみながら高速暗算を身につけることができる「フラッシュ暗算」というソフトを導入し、暗算指導に積極的に取り入れています。

「イメージ暗算」で頭にそろばんを入れてから、「フラッシュ暗算」で素早く動かす訓練をします。



イメージ暗算

珠算式暗算は、そろばんを頭の中に思い浮かべて、それを動かすことにより計算します。
「暗算のできる人は、頭の中にそろばんが入っている」とよく聞きますね。
具体的にどのようになっているのか、想像できますか。
そろばんを頭に思い浮かべて、頭の中で「3+6=」とハジいてみて下さい。
「1から10まで足すと55になるんだよね」くらいの経験者だと、結構難しいと思います。
どんな風にイメージすればよいのか、枠は? 軸は? 玉の色は? 大きさは? など迷われる方もいらっしゃるでしょう。

古賀そろばん教室では、一番最初の暗算の指導で「イメージ暗算」というコンピュータソフトを使います。
これは、パソコンの画面に浮かんだそろばん玉が、読み上げられる問題にあわせて動くというソフトです。
文章で説明すると、「なんだ。それだけのことか。」と思われたかもしれません。
しかし、必要十分に簡略化されたそろばんのイメージと、実際の問題にあわせて動く玉の様子を繰り返し見ることにより、すんなりとイメージが出来て、とても分かりやすいと好評です。
小学校中学年〜高学年になると、学校での筆算式暗算にも年季が入り、どうしてもそろばん玉ではなく数字が思い浮かぶ子がいますが、そういうときも「イメージ暗算」を使用することにより、珠算式暗算へと導くことが可能です。



フラッシュ暗算

これは、テレビや雑誌等でよく紹介されており、ご存知の方も多いでしょう。
パソコンの画面に数字が次から次へと表示され、それを暗算で合計していくというソフトです。
国内のトップレベルの選手になると、3桁の数字15個を2秒間で表示させて暗算をするそうです。
実際にやってみると数字を読み取るだけでも大変です。

古賀そろばん教室でも、「フラッシュ暗算」を導入しており、1桁の数字3つを5秒間で表示させて合計させるようなレベルから、少しずつ指導していきます。
音と画像の効果でしょうか。また、ゲーム感覚で出来るからでしょうか。子供達には大人気です。


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